『ディア・エヴァン・ハンセン』はSNS社会を題材にした、思わず胸が熱くなるミュージカル!

 どんな題材であっても描く時代を反映しているものだ。近年、人種、志向の多様化を称えた作品が増えてきたのは、それだけ画一化したセオリーが通用しなくなったからに他ならない。これまで映画にはならないと思われてきた題材が次第に取 … 続きを読む 『ディア・エヴァン・ハンセン』はSNS社会を題材にした、思わず胸が熱くなるミュージカル!

『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』はイラク戦争を非情に徹して描いたアクション快作!

 今年、アメリカがアフガニスタンから撤退して、中東地域は新たな段階に突入したといえる。アフガニスタンではタリバンが復権し、イラクやシリアは未だ混乱が続いている。これまでの20年に及ぶアメリカの戦争は、どんな意味があったの … 続きを読む 『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』はイラク戦争を非情に徹して描いたアクション快作!

『ボストン市庁舎』はドキュメンタリーの巨星フレデリック・ワイズマンの、行政の在り方問いかける素敵な傑作。

 新作が発表されるたびに、フレデリック・ワイズマンの衰えない創作意欲には脱帽させられる。確か1930年1月生まれのはずだから、91歳という高齢だ。にも関わらず、題材を求めてアメリカ本国のみならず世界をまわる。対象に入り込 … 続きを読む 『ボストン市庁舎』はドキュメンタリーの巨星フレデリック・ワイズマンの、行政の在り方問いかける素敵な傑作。

『花椒の味』は往年の香港映画の楽しさを実感させてくれる、ちょっと胸の熱くなる女性主導の家族映画。

 香港映画がエンターテインメントの雄として、面白い作品を量産していたのは、1980年代から1997年の中国本土復帰を経て、2000年代前半あたりまでか。ジャッキー・チェンのアクション・コメディからはじまって、香港ノワール … 続きを読む 『花椒の味』は往年の香港映画の楽しさを実感させてくれる、ちょっと胸の熱くなる女性主導の家族映画。

『モーリタニアン 黒塗りの記録』はアメリカ軍の犯罪的行為を暴いたサスペンス快作。

 今年、8月31日にアメリカ軍はアフガニスタンでの軍事作戦の終了を発表した。タリバンに明け渡し、この国の治安を投げ出したアメリカの責任は大きい。大統領の交代がもたらしたものとはいえ、アメリカ史上、もっとも長い戦争に終止符 … 続きを読む 『モーリタニアン 黒塗りの記録』はアメリカ軍の犯罪的行為を暴いたサスペンス快作。

『スウィート・シング』はインディペンデント魂に溢れた、瑞々しさに胸が熱くなる姉弟の成長物語。

 1980年代の終わりから1990年代にかけて、アメリカのインディーズの映画監督たちが日本でも注目を集めた時期があった。ジム・ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を皮切りに、スパイク・リーやジョン・ウォー … 続きを読む 『スウィート・シング』はインディペンデント魂に溢れた、瑞々しさに胸が熱くなる姉弟の成長物語。

『最後の決闘裁判』はマット・デイモンとベン・アフレックが再び脚本に挑んだ、歴史ミステリ!

 1998年に『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』の脚本を手がけ、同作に出演したことでマット・デイモンとベン・アフレックはスターの座を手にした。  この作品はアカデミー賞脚本賞を手中に収め、デイモンはアカデミー賞主演 … 続きを読む 『最後の決闘裁判』はマット・デイモンとベン・アフレックが再び脚本に挑んだ、歴史ミステリ!

『DUNE/デューン 砂の惑星』はドゥニ・ヴィルヌーヴの才能が炸裂した、感動必至の傑作SF大作!

 現在、もっとも注目している監督を問われれば、即座にドゥニ・ヴィルヌーヴの名を挙げる。フランス系カナダ人として生まれ、カナダ映画で頭角を現し、アメリカ映画に招かれても期待を超える活動を繰り広げている。とりわけ近年は『メッ … 続きを読む 『DUNE/デューン 砂の惑星』はドゥニ・ヴィルヌーヴの才能が炸裂した、感動必至の傑作SF大作!

『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』は難聴に陥ったドラマーの軌跡を綴った、心に沁みる作品。

 激しいサウンドのなかに身をさらし、自ら楽曲に調和して音を生み出す。およそミュージシャンほど耳を酷使する存在はない。そのミュージシャンが突如、聴覚障害に陥ったとなると大変だ。それまで音響に囲まれて生活し、生業にしてきたこ … 続きを読む 『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』は難聴に陥ったドラマーの軌跡を綴った、心に沁みる作品。

『クーリエ:最高機密の運び屋』はかつて流行したスパイ映画の面白さを満喫させてくれる快作!

 1990年代初めに東西の冷戦構造が崩壊してから、スパイ映画というジャンルは勢いを失った気がする。どんなに荒唐無な内容であっても、対立軸が現実にある。そのことがある種のリアルを感じさせたからだ。以降、スパイ映画はアラブを … 続きを読む 『クーリエ:最高機密の運び屋』はかつて流行したスパイ映画の面白さを満喫させてくれる快作!

by Takaki Inada