「新作紹介」カテゴリーアーカイブ

『コート・スティーリング』は ダーレン・アロノフスキーの思い出の詰まったクライム・ムービー!

 何度も訪れたわけではないが、初めてニューヨークを降り立ったのは1990年のことだ。到着早々、雲助リムジンに大枚を脅し取られ、街の汚さに唖然とさせられるなど、いい印象は持てなかった。これはパリでも感じたことだが、映画によ … 続きを読む 『コート・スティーリング』は ダーレン・アロノフスキーの思い出の詰まったクライム・ムービー!

『WAR/バトル・オブ・フェイト』は見せ場の連続で息つく暇もない、インド製エンターテインメント!

 日本でも世界各国からの映画が公開・上映されるようになって、映画ファンの眼も開けた感じがする。とりわけ情報や映像が瞬時に世界を駆け巡る状況となった現在、お国柄は技術的な問題より、描く内容を貫くセオリー、常識に反映されてい … 続きを読む 『WAR/バトル・オブ・フェイト』は見せ場の連続で息つく暇もない、インド製エンターテインメント!

『ワーキングマン』はジェイソン・ステイサムがヒーロー映画のレジェンドと組んだ痛快アクション!

 アクション・ヒーローはどこまでも強く痛快であってほしい。なによりも敵に対しては鬼のごとく、冷酷非情に殲滅する存在であってほしい。爽快な余韻に浸りつつ劇場を後にしたい。そうした期待に100%応えてくれるのが、ジェイソン・ … 続きを読む 『ワーキングマン』はジェイソン・ステイサムがヒーロー映画のレジェンドと組んだ痛快アクション!

『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』は心がほっこりするロマンティック・ファンタジー。

 往年のハリウッド作品は出演者の顔ぶれで惹きつけるものが少なくなかった。個性的な輝きを放つ俳優同士の競演はそれだけで観客の心をつかむ。近年は個性に富んだ俳優、スターが少なくなったとはいえ、それでも食指を誘う存在は必ずいる … 続きを読む 『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』は心がほっこりするロマンティック・ファンタジー。

『シャドウズ・エッジ』はひさびさに緊迫感が嬉しい、ジャッキー・チェン主演のアクション!

 ジャッキー・チェンが香港映画のレジェンドであることは論を待たない。  1980年代の主演作の数々は、今見ても凄まじいアクション、スタントに彩られていた。本物の武術の使い手を輩出した香港映画において、ジャッキーは自ら危険 … 続きを読む 『シャドウズ・エッジ』はひさびさに緊迫感が嬉しい、ジャッキー・チェン主演のアクション!

『殺し屋のプロット』はマイケル・キートン監督・主演の渋く小味なLAノワール。

 マイケル・キートンといえば、古くからの映画ファンはティム・バートンとのコラボレーションによる『ビートルジュース』や『バットマン』、『バットマン リターンズ』あたりが焼き付いている。  もともとスタンダップコメディアンか … 続きを読む 『殺し屋のプロット』はマイケル・キートン監督・主演の渋く小味なLAノワール。

『ペンギン・レッスン』はP・カッタネオが紡ぐ、心温まる再生のストーリー。

 犬や猫が人間の友であることは論を待たないが、どんな動物でも共に暮らせば友になりうるかと問われると、ちょっと考えてしまう。それでも一緒に暮らしていれば、爬虫類だろうと鳥類だろうと情が移るのは事実。離れがたくなるのは間違い … 続きを読む 『ペンギン・レッスン』はP・カッタネオが紡ぐ、心温まる再生のストーリー。

『ドミニク 孤高の反逆者』は南米コロンビア産、ハードな銃撃戦が嬉しいカタルシス満点アクション!

 とにかく強い、ひたすら強い。今でいえば、アメリカならジェイソン・ステイサム、韓国ならマ・ドンソク辺りに止めを刺すか。リアリティなどクソくらえ。ひたすら見る者の胸をスカッとさせるヒーローは、これほど生きにくくなった世界に … 続きを読む 『ドミニク 孤高の反逆者』は南米コロンビア産、ハードな銃撃戦が嬉しいカタルシス満点アクション!

『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』はひとりのアーティストの心の襞を描いた好編。

 今から40年ほど前、海外の取材が頻繁に行われていた頃のことだ。ヨーロッパに出かけるときはアラスカのアンカレッジを経由することが多かった。  1時間程度のトランジットの間に土産物をみるか、きつねうどんを食べるしかないわけ … 続きを読む 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』はひとりのアーティストの心の襞を描いた好編。

『モンテ・クリスト伯』は正攻法の語り口で勝負した、名作冒険小説の最新映画化。

 近年、ユニークな作品に仕上げるために、重箱の隅をつついたような題材を取り上げたり、あるいは設定を突飛なものに変えたりと、さまざまな工夫を凝らすあまり、エンターテインメント本来の面白さを損ねるケースも生まれてきている。よ … 続きを読む 『モンテ・クリスト伯』は正攻法の語り口で勝負した、名作冒険小説の最新映画化。