『We Live in Time/この時を生きて』は愛しさと切なさが沁みる愛の物語。
どんなに魅力的なストーリーでも、演じる俳優の個性によって仕上がりは大きく変わってくる。いうまでもなくキャスティングは作品の魅力に大きく影響する。近年は、輝きをもったスターはめっきり少なくなったが、その分、個性を前面に押 … 続きを読む 『We Live in Time/この時を生きて』は愛しさと切なさが沁みる愛の物語。
どんなに魅力的なストーリーでも、演じる俳優の個性によって仕上がりは大きく変わってくる。いうまでもなくキャスティングは作品の魅力に大きく影響する。近年は、輝きをもったスターはめっきり少なくなったが、その分、個性を前面に押 … 続きを読む 『We Live in Time/この時を生きて』は愛しさと切なさが沁みる愛の物語。
今やトム・クルーズは、かつてのジャッキー・チェンのようにアクション・ヒーローの代名詞になってしまった。今度はどんなスタントを見せてくれるのか。常に期待を持たせ、それを上回る仕掛けで驚かせてくれる。とりわけ『ミッション: … 続きを読む 『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』はトム・クルーズによる超絶アクション大作!
「怖いもの見たさ」に応えるのはホラーの王道だが、期待を超えた作品はそれほど多くない。ホラーを見慣れてくると、恐怖の限界点がある程度把握できるようになってくるのだが、本作は違った。 軽々と限界点を超え、しかもメッセージ性 … 続きを読む 『サブスタンス』は暴走する展開に唖然とさせられる、狂気のエンターテインメント!
近年、膨大な映画人口を背景に中国エンターテインメントの躍進が目立つ。政府の政策に沿った愛国高揚、勧善懲悪的な作品が次々と大ヒットを記録。今更ながらに中国本土の映画人口の多さに舌を巻く。 こうした動きとは対照的にインデ … 続きを読む 『新世紀ロマンティクス』は地方に生きる中国庶民を見つめてきたジャ・ジャンクーの集大成作。
以前、英国人俳優にインタビューするたびに、俳優としての誇りについて尋ねることにしていた。彼らは一様に「役を選ばない」、「どんな役でも演じられる」ことを身上としていた。つまりはどんな役が来ようとも、演じ切れるだけのスキル … 続きを読む 『クィア/QUEER』はダニエル・クレイグの怪演が嬉しい、ウィリアム・バロウズの傑作映画化。