『象は静かに座っている』はベルリン国際映画祭を熱狂させた、中國新世代の星のデビュー作にして遺作。
第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、第1回最優秀新人監督賞と国際批評家連盟賞を獲得した中国作品の登場だ。 本作が長編映画デビュー作となった監督のフー・ボー(胡波)は、作品を完成させた後、29 … 続きを読む 『象は静かに座っている』はベルリン国際映画祭を熱狂させた、中國新世代の星のデビュー作にして遺作。
第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、第1回最優秀新人監督賞と国際批評家連盟賞を獲得した中国作品の登場だ。 本作が長編映画デビュー作となった監督のフー・ボー(胡波)は、作品を完成させた後、29 … 続きを読む 『象は静かに座っている』はベルリン国際映画祭を熱狂させた、中國新世代の星のデビュー作にして遺作。
日本映画界のなかで平山秀幸という監督ほど信頼に足る存在はないと思っている。 最初に平山監督に取材したのは『学校の怪談』のプロモーションのときだった。助監督の期間が長かったと笑いつつ「来る球は何でも打つ」と語 … 続きを読む 『閉鎖病棟―それぞれの朝―』は平山秀幸監督が長年温めてきた、感動ベストセラーの映画化。
吉田修一の小説は数多く映画化され、いずれも大きな話題を集めている。 1997年に「最後の息子」で小説家デビューを果たして以来、吉田修一は次々と話題作を発表。山本周五郎賞や芥川賞をはじめ、数多くの文学賞に輝い … 続きを読む 『楽園』は地方の閉塞感のなかでもがく人々を描いた出色のサスペンスドラマ。
『万引き家族』がカンヌ国際映画祭の最高賞パルム―ドールに輝いたことで、世界にその名を知られた是枝裕和の最新作である。 今度はフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュが競演し、アメリカから … 続きを読む 『真実』は是枝裕和がカトリーヌ・ドヌーヴ主演で挑む、ユーモアを湛えた家族の物語。
毎年、アメリカン・コミックを原作にした映画が何作も登場する時代になった。認知度の高いキャラクターが紡ぐ、スケールの大きなドラマ、アクションが当たり前となり、より深いテーマ性やキャラクター造型が求められるよう … 続きを読む 『ジョーカー』はヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた、アメリカン・コミック原作の心震える人間ドラマ!