『フェラーリ』はマイケル・マンが長年映画化を切望してきた、スポーツカーメーカーのドラマチックな伝記。
本作はイタリアの高級スポーツカー・メーカーの創始者、エンツォ・フェラーリに焦点を当てている。それも1957年という、フェラーリにとっては激動の1年を映像化してみせた。 監督のマイケル・マンにとってはまさしく念願の作品 … 続きを読む 『フェラーリ』はマイケル・マンが長年映画化を切望してきた、スポーツカーメーカーのドラマチックな伝記。
本作はイタリアの高級スポーツカー・メーカーの創始者、エンツォ・フェラーリに焦点を当てている。それも1957年という、フェラーリにとっては激動の1年を映像化してみせた。 監督のマイケル・マンにとってはまさしく念願の作品 … 続きを読む 『フェラーリ』はマイケル・マンが長年映画化を切望してきた、スポーツカーメーカーのドラマチックな伝記。
個性派が鎬を削る韓国映画界のなかでも、ホン・サンスは独自のスタンスを守り、コンスタントに作品を発表している。1996年の『豚が井戸に落ちた日』(日本は1997年に劇場公開)でデビューして以来、独自の作家性を披露し、本国 … 続きを読む 『WALK UP』は人生の摩訶不思議を綴り続ける、韓国の匠ホン・サンスのモノクローム・ストーリー。
どこまでもポジティヴで後味スッキリ。あらゆる趣向を網羅して、見る者を楽しませる。アメリカ映画のエンターテインメントの王道を行くのがジェリー・ブラッカイマーのプロデュース作品だ。1983年の『フラッシュダンス』を皮切りに … 続きを読む 『バッドボーイズ RIDE OR DIE』はアクションと笑いで痛快味満点!これがエンターテインメント!
音に反応して人間を襲う生命体の恐怖を描いた『クワイエット・プレイス』シリーズの世界的なヒットによって、監督、製作総指揮、脚本のみならず、出演も果たしたジョン・クラシンスキーは一躍メジャーな存在となった。それまでは地味な … 続きを読む 『ブルー きみは大丈夫』は子供時代に思いを馳せる、痛快で心優しいファンタジー!
ジョエルとイーサンのコーエン兄弟はアメリカ映画で異彩を放つ、素晴らしい映画監督である。そもそも1984年の『ブラッド・シンプル』で鮮烈に登場して以来、『ミラーズ・クロッシング』やカンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた『 … 続きを読む 『ドライブアウェイ・ドールズ』は徹底的に下世話で腹を抱える、風刺に富んだコメディ!
香港映画が隆盛を極めたのは1980年代から1990年代にかけてのことだ。まず先立つ1970年代にキン・フーの時代劇、ブルース・リーの作品が世界に香港映画の存在を知らしめ、アクション、スタントの特異性を認知させた。 さ … 続きを読む 『ライド・オン』は、ジャッキー・チェンがスタントマンの活躍を称えた人情アクション!
第76回カンヌ国際映画祭でもグランプリを手中に収め、第96回アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた本作は、改めて人間という存在を考えさせられる。仮借なく捉えた点で突出した作品である。ここまで静かに、徹底的に恐怖を極めた作品 … 続きを読む 『関心領域』は真の恐怖に慄然とさせられる、ホロコーストをテーマにした静かな人間ドラマ。
アメリカ映画をはじめとする洋画が配信に舵を切ったせいか、プロモーションの変化とともに興業はパワーを失い、一方で日本映画の数は増え続けている。作品の増加とともに内容も多様化し、個性に富んだ監督たちも活躍の場を得ている。 … 続きを読む 『碁盤斬り』は、個性派監督・白石和彌が草彅剛主演で挑んだ初の時代劇!
最近はコンプライアンスの問題で、心の底から笑えるコメディが少なくなってきた。滑稽さを笑う、他者を笑うという行為はますます制約されてきている。最近ではカリカチュアされたアニメーションの世界ぐらいしか心置きなく笑えない。 … 続きを読む 『恋するプリテンダー』はオーストラリアを舞台にした無邪気で憎めないラヴ・コメディ。
エドワード・ヤンの『牯嶺街少年殺人事件』や『カップルズ』、ホウ・シャオシェンの『黒衣の刺客』、ウォン・カーウァイの『ブエノスアイレス』、そしてアン・リーの『グリーン・デスティニー』。さらにドゥニ・ヴィルヌーヴの『デュー … 続きを読む 『青春18×2 君へと続く道』は好もしさに満ちた青春ラブストーリー。