「Featured」タグアーカイブ

『RRR』は英国植民地時代のインドを舞台にしたシリアスな男と男の闘いの物語。熱狂の歌と踊りつき!

 インド映画の面白さはもはや日本でも知られている。膨大な作品数を誇る映画大国、インド。製作された作品群のなかより厳選されたものが上陸するのだから、どれも見応え十分なのは当然だ。アクション、シリアス、コメディ、人間ドラマと … 続きを読む 『RRR』は英国植民地時代のインドを舞台にしたシリアスな男と男の闘いの物語。熱狂の歌と踊りつき!

『七人樂隊』はかつての香港と香港映画に思いを馳せた、感涙のオムニバス作品!

 ふりかえってみると、20世紀後半の1970年代あたりから香港映画は日本でも大きな脚光を浴びていた。  ブルース・リーというスーパースターが呼び水となってカンフー映画が流行し、一方でキン・フーの武侠映画がカンヌ国際映画祭 … 続きを読む 『七人樂隊』はかつての香港と香港映画に思いを馳せた、感涙のオムニバス作品!

『マイ・ブロークン・マリコ』は友への思いの強さで疾走するヒロインが潔い、心に沁みる人生ドラマ!

 2021年に紹介した『浜の朝日の嘘つきどもと』の異色監督、タナダユキの新作である。描き出すキャラクターの個性と紡がれるストーリーのユニークさで、彼女の監督作は常に評価が高いが、本作はストレートに情感が迫ってくる。見る者 … 続きを読む 『マイ・ブロークン・マリコ』は友への思いの強さで疾走するヒロインが潔い、心に沁みる人生ドラマ!

『渇きと偽り』は干ばつに苦しむオーストラリア農業地帯を背景にした本格ミステリー快作。

 英国推理作家協会(CWA)の最優秀長編賞ゴールド・ダガー賞に輝いた、オーストラリア発のミステリー映画化である。  原作者のジェイン・ハーパーは英国のマンチェスター生まれでオーストラリアに移住。ジャーナリストの経験を経て … 続きを読む 『渇きと偽り』は干ばつに苦しむオーストラリア農業地帯を背景にした本格ミステリー快作。

『クリーン ある殺し屋の献身』は寡黙な主人公が過去の話題作のヒーローを想起させるクライム・アクション!

 近年、アメリカでも格差が広がり、大都会はそれこそさまざまな階層の人々がひしめき合い、互いに牙をむきあう状況が生まれている。先の見込みのない閉塞状況は今や世界的な問題。アメリカはそれが顕著に表れる。こうなると、もはやアメ … 続きを読む 『クリーン ある殺し屋の献身』は寡黙な主人公が過去の話題作のヒーローを想起させるクライム・アクション!

『グッバイ・クルエル・ワールド』はクズばっかりのキャラクターが織りなすクライム・エンターテインメント!

 ワケアリの男たちが集って犯罪を企てるという、もはや定番と化した展開は、古くはフランスやアメリカで多くつくられ、香港ノワールとして盛り上がった時期もあった。決定打はクエンティン・タランティーノがオフビートに復活させたこと … 続きを読む 『グッバイ・クルエル・ワールド』はクズばっかりのキャラクターが織りなすクライム・エンターテインメント!

『人質 韓国トップスター誘拐事件』はリアルで手に汗握る、本格派サスペンス・アクション!

 実在の俳優が自分自身を演じる趣向はこれまでもないわけでもない。ただどちらかといえばお遊び的な設定で、俳優自身の生活にリアルに立ち入るケースはほとんどなかった。  俳優だって素顔は知られたくないものだし、それを嘘くさくな … 続きを読む 『人質 韓国トップスター誘拐事件』はリアルで手に汗握る、本格派サスペンス・アクション!

『ブレット・トレイン』は日本のベストセラー小説をアメリカ風に映画化した、ハチャメチャ痛快アクション!

 日本で抜群の人気を誇る作家、伊坂幸太郎の小説は、映像意欲をそそるのか数多く映画化されてきた。『ゴールデンスランバー』などは日本ばかりか、韓国でも映画化されて高い評価を受けた。知的な面白さ、ユーモアに富んでいて、文章に軽 … 続きを読む 『ブレット・トレイン』は日本のベストセラー小説をアメリカ風に映画化した、ハチャメチャ痛快アクション!

『彼女のいない部屋』は監督としてのマチュー・アマルリックの素晴らしさを堪能できる哀切の作品。

 マチュー・アマルリックの存在を意識したのは、アルノー・デプレシャンの『そして僕は恋をする』からだった。1992年にカンヌ国際映画祭で『魂を救え!』に衝撃を受けて以来、デプレシャンに注目してきたので、アマルリックに着目し … 続きを読む 『彼女のいない部屋』は監督としてのマチュー・アマルリックの素晴らしさを堪能できる哀切の作品。

『キングメーカー 大統領を作った男』は韓国の政治家と選挙の実態を描いてグイグイと惹きこまれる面白さ!

 日本では現在、国会議員とカルト宗教のつながりがメディアを賑わしている。  政治家というものは、選挙の票を集めるためなら悪魔とも手を結ぶそうだから、さして驚くことではないが、カンタンに証拠を握られるなんてやり方があまりに … 続きを読む 『キングメーカー 大統領を作った男』は韓国の政治家と選挙の実態を描いてグイグイと惹きこまれる面白さ!