『ヌーヴェル・ヴァーグ』は1950年代後半、フランスの“新しい波”の映画人を称えたラヴレター。

 インディペンデント映画からメジャー作品まで、アメリカ映画界においてリチャード・リンクレイターほど多様な軌跡を歩む人はいない。  ひも解けば、1985年、テキサス州オースティン映画協会を設立して映画界に名乗りを上げ、19 … 続きを読む 『ヌーヴェル・ヴァーグ』は1950年代後半、フランスの“新しい波”の映画人を称えたラヴレター。 →

『スーパーガール』は溌溂とした女性が際立つスーパー・ヒロイン・エンターテインメント!

 アメリカン・コミックの実写映画もこれだけ数が増えると、それぞれに趣向を凝らすようになる。とりわけ認知度においては群を抜く『スーパーマン』は昨年、ジェームズ・ガンの仕切りによる、新たなヴァージョンが始まり、これまでのイメ … 続きを読む 『スーパーガール』は溌溂とした女性が際立つスーパー・ヒロイン・エンターテインメント! →

『黒牢城』は黒沢清が挑む、戦国時代を背景にした本格ミステリー・エンターテインメント!

 2000年の『回路』でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞に輝き、2020年の『スパイの妻<劇場版>』がヴェネチア国際映画祭を獲得。黒沢清はヨーロッパを中心に支持を集め、世界に知られた映画人の位置を確立している。本作のプレ … 続きを読む 『黒牢城』は黒沢清が挑む、戦国時代を背景にした本格ミステリー・エンターテインメント! →

『急に具合が悪くなる』はカンヌ国際映画祭を獲得した濱口竜介監督最新作!

 第79回カンヌ国際映画祭は3本の日本映画がコンペティション部門に出品されるという異例の展開となった。それだけ日本には海外からも注目される監督が多いという証明かもしれないが、結果としては本作が女優賞に輝くというかたちだっ … 続きを読む 『急に具合が悪くなる』はカンヌ国際映画祭を獲得した濱口竜介監督最新作! →

『マスターズ・オブ・ユニバース』は無邪気に楽しいヒーロー・エンターテインメント!

 子供時代に熱中した玩具には忘れ難い思い出があるものだ。私のようなオールドタイマーは『禁断の惑星』に登場したロボット、ロビーが強烈に焼き付いたが、時代の流れとともに、さまざまなキャラクターが登場しては子供の心をつかんでき … 続きを読む 『マスターズ・オブ・ユニバース』は無邪気に楽しいヒーロー・エンターテインメント! →

『箱の中の羊』は是枝裕和のキャスティングが嬉しい、ユニークなSFファミリー・ストーリー

 先頃、幕を閉じた第79回カンヌ国際映画祭のパルム・ドール部門においては3本の日本映画が候補に挙がったことが話題になった。審査委員長が韓国のパク・チャヌクだったことも少しは影響しているのか。海外から注目されている日本人監 … 続きを読む 『箱の中の羊』は是枝裕和のキャスティングが嬉しい、ユニークなSFファミリー・ストーリー →

『スマッシング・マシーン』はドウェイン・ジョンソンが熱演する格闘技ヒーローの実話。

 実際のアスリートや格闘技で鳴らした存在が、映画界に入ってスターダムにのし上がる。こうした例は決して少なくない。かつて水泳オリンピック金メダル選手がスクリーンに転進してターザン役者として一世を風靡したジョニー・ワイズミュ … 続きを読む 『スマッシング・マシーン』はドウェイン・ジョンソンが熱演する格闘技ヒーローの実話。 →

『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』は軽い題名だが、人生の機微をじっくり味わえるコメディ!

 今から半世紀以上も前のこと。スポーツ新聞の試写会に当たったことがあった。高校生だった。  その頃は試写会に応募したり、東和映画のシネクラブに入ったりして、映画に対する興味がさらに増していた時期だ。映画が純粋に好きでたま … 続きを読む 『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』は軽い題名だが、人生の機微をじっくり味わえるコメディ! →

『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』は理屈抜きの犯罪エンタ―テインメント!

 マジックやイリュージョンの匠は観客をいかに欺くかに心血を注ぐ。巧みに気をそらし、見るものの視線を誘導しながら、思うがままのショーに仕立て上げるのだ。ことばを変えれば、匠たちは騙しの達人といえなくもない。  まさしく『グ … 続きを読む 『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』は理屈抜きの犯罪エンタ―テインメント! →

サンキュー、チャック』はスティーヴン・キングのエモーショナルな人間賛歌!

 2024年に作家生活50周年を迎えたスティーヴン・キングは、エンターテインメントに大きな足跡を刻む巨匠である。膨大な数に及ぶ傑作小説のみならず、それを基に映像化された作品群の数々がいかに私たちの心に焼き付いているか。た … 続きを読む サンキュー、チャック』はスティーヴン・キングのエモーショナルな人間賛歌! →

by Takaki Inada