「新作紹介」カテゴリーアーカイブ

『サンバ』は、ヒット作『最強のふたり』の監督と主演者が再び手を組んだ、ペーソスに満ちた大都会のドラマ。

   2011年に製作された『最強のふたり』は頸椎損傷の大富豪とスラム出身のアフリカ系青年の絆を、ユーモラスを交えて描き、東京国際映画祭では東京サクラグランプリと最優秀男優賞を受賞。凱旋したフランスで劇場公開さ … 続きを読む 『サンバ』は、ヒット作『最強のふたり』の監督と主演者が再び手を組んだ、ペーソスに満ちた大都会のドラマ。

『ベイマックス』は日本のポップカルチャーに対する愛で貫かれた、王道のディズニー・アニメーション!

   今年の洋画の話題は何といっても『アナと雪の女王』の超ヒットだろう。なにせ興行収入が259.2憶円。歴代ランキングでは『千と千尋の神隠し』、『タイタニック』に次いで3位にランクしたのだから恐れ入る。近年、洋 … 続きを読む 『ベイマックス』は日本のポップカルチャーに対する愛で貫かれた、王道のディズニー・アニメーション!

『ホビット 決戦のゆくえ』は、ピーター・ジャクソンの愛と情熱が込められたファンタジー超大作完結編!

   ピーター・ジャクソンの心血を注いだ労作『ホビット』3部作がいよいよ完結を迎える。 考えてみれば、ジャクソンのこの20年間は文字通りJ.R.R.トールキン作品の映像化に費やした日々だった。 映像化は困難とい … 続きを読む 『ホビット 決戦のゆくえ』は、ピーター・ジャクソンの愛と情熱が込められたファンタジー超大作完結編!

『ゴーン・ガール』は、デヴィッド・フィンチャーの個性が活きた、ウィットに富んだサスペンス・ミステリー快作!

   アメリカ本国で絶賛されたサスペンス・ミステリー。アカデミー賞ノミネーションを確実視する人がいるほどで、見る者の好き嫌いの激しいデヴィッド・フィンチャー作品としては、異例のヒットを飾ったことでも話題になって … 続きを読む 『ゴーン・ガール』は、デヴィッド・フィンチャーの個性が活きた、ウィットに富んだサスペンス・ミステリー快作!

『フューリー』は戦車の迫力を前面に押し出した、ブラッド・ピット主演のバトル・アクション大作!

   近年、戦争映画といわれて頭に浮かぶのが、ソマリア内戦のアメリカ軍事作戦の失敗を再現したリドリー・スコット作品『ブラックホーク・ダウン』や、イラク戦争時の爆発物処理班兵士の任務をジリジリするような緊張感で描 … 続きを読む 『フューリー』は戦車の迫力を前面に押し出した、ブラッド・ピット主演のバトル・アクション大作!

『インターステラー』は、クリストファー・ノーランがメガフォンをとった、期待を裏切らないハードSF超大作!

  『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』からなる“バットマン3部作”を生みだしたことで、クリストファー・ノーランに対する認知度は一躍、高まった。しかも、3部作の間に『プレス … 続きを読む 『インターステラー』は、クリストファー・ノーランがメガフォンをとった、期待を裏切らないハードSF超大作!

『滝を見にいく』は個性豊かなおばちゃんたちが織りなす、ユニークな冒険コメディ!

   コマーシャルなどでよく見かけるがごとく、おばちゃんが登場する映像はどこかコミカルにつくられている。中年になって遠慮がなくなった感を漂わせながらの行動、仕草が見る者の苦笑を呼ぶわけで、殺虫剤や防虫剤などの映 … 続きを読む 『滝を見にいく』は個性豊かなおばちゃんたちが織りなす、ユニークな冒険コメディ!

『6才のボクが、大人になるまで』はフィクションとして稀な試みの、12年の歳月をかけて撮影した少年の成長物語。

   今年2月に開催されたベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)に輝いた作品の登場だ。監督のリチャード・リンクレイターにとっては、この受賞が1995年に発表した『恋人までの距離(ディスタンス)』に続く2度目の栄誉 … 続きを読む 『6才のボクが、大人になるまで』はフィクションとして稀な試みの、12年の歳月をかけて撮影した少年の成長物語。

『祝宴!シェフ』はおいしそうな料理の数々に目を見張る、ギャグ満載の台湾製エンターテインメント!

   ホウ・シャオシェンやエドワード・ヤンが匠として既に世界的に認知され、ツァイ・ミンリャンやアン・リーが活躍をはじめた19年前の台湾映画界にあって、チェン・ユーシュンは『熱帯魚』というコメディで劇映画監督デビ … 続きを読む 『祝宴!シェフ』はおいしそうな料理の数々に目を見張る、ギャグ満載の台湾製エンターテインメント!

『イコライザー』は悪をクールに抹殺する、孤高のヒーローを描いた痛快至極のアクション快作!

   往年の人気テレビシリーズを映画化するパターンは、認知度を重んじるアメリカ映画界ではさして珍しいことではない。逆に映画化したい作品がよく残っていたといいたくなるほど、これまで数多くの作品が登場している。それ … 続きを読む 『イコライザー』は悪をクールに抹殺する、孤高のヒーローを描いた痛快至極のアクション快作!