「新作紹介」カテゴリーアーカイブ

『ザ・ウォーク』は3D映像の迫力を活かしきった、手に汗握るエンターテインメント!

     昨年に劇場公開された『エベレスト3D』で3D映像が高低差の描写に効果的なことを痛感したが、その究極版とも呼べる作品が登場した。『ザ・ウォーク』が描きだすのは、地上411メートルの空中に張り渡した1本の … 続きを読む 『ザ・ウォーク』は3D映像の迫力を活かしきった、手に汗握るエンターテインメント!

『ブリッジ・オブ・スパイ』はトム・ハンクスの個性とスピルバーグの演出が堪能できる好編!

     近年は『戦火の馬』や『リンカーン』といったエピック・フィルムが多いスティーヴン・スピルバーグが、ひさびさにトム・ハンクスと組んで生み出した、スリリングでヒューマンなエンターテインメントである。 ハンク … 続きを読む 『ブリッジ・オブ・スパイ』はトム・ハンクスの個性とスピルバーグの演出が堪能できる好編!

『クリード チャンプを継ぐ男』は、『ロッキー』シリーズの魂を受け継いだ、熱いボクシング映画。

   1976年に登場した『ロッキー』は、アメリカ映画史に大きな足跡を残したと言える。それまで無名の俳優だったシルヴェスター・スタローンの書いた脚本をもとに、低予算で製作された作品ではあったが、世界的にヒットを … 続きを読む 『クリード チャンプを継ぐ男』は、『ロッキー』シリーズの魂を受け継いだ、熱いボクシング映画。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はシリーズのツボを突いた、ヒット間違いなしの快作!

   1978年、テアトル東京で初めて『スター・ウォーズ』(後に全9作からなる構想が浮上し“エピソードⅣ A NEW HOPE”の位置付けとなった)をみた。本国での公開は1977年で日本公開までに1年もあり、雑 … 続きを読む 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はシリーズのツボを突いた、ヒット間違いなしの快作!

『リザとキツネと恋する死者たち』は奇妙な昭和歌謡(!?)がクセになる、ユニークなハンガリー製ファンタジー!

     世界がネットで結ばれグローバル化した昨今、どこの国の文化や習慣、流行でもかんたんに知ることができる。映像や音楽はYouTubeなどでかんたんに世界中に拡散し、いい悪いは別にして、どこの国でも … 続きを読む 『リザとキツネと恋する死者たち』は奇妙な昭和歌謡(!?)がクセになる、ユニークなハンガリー製ファンタジー!

『ディーン、君がいた瞬間(とき)』はドラマティックな軌跡を辿ったカリスマの素顔に迫った、切なく美しい実話。

   オランダ出身のアントン・コービンという名に注目したのは2007年の『コントロール』だった。懇意にしている日本の映画人がプロデュースに参画していることで、興味を覚えた作品だったが、映画がはじまると、コービン … 続きを読む 『ディーン、君がいた瞬間(とき)』はドラマティックな軌跡を辿ったカリスマの素顔に迫った、切なく美しい実話。

『母と暮らせば』は終戦70年の今年にふさわしい、心に沁みる母と息子の情のファンタジー!

   現在も活動を続ける、日本映画を代表する匠と問われれば、山田洋次の名が即座に挙がる。1961年に『二階の他人』で監督デビューを果たして以来、『男はつらいよ』シリーズ、『家族』、『幸せの黄色いハンカチ』、『学 … 続きを読む 『母と暮らせば』は終戦70年の今年にふさわしい、心に沁みる母と息子の情のファンタジー!

『007 スペクター』は、ジェームズ・ボンドの過去に分け入った、スリリングな傑作!

   1962年の『007は殺しの番号』(『007/ドクター・ノー』)を第1作に、抜群の長寿を誇る“ジェームズ・ボンド”シリーズは本作で24作を数える。歴代ボンド俳優もショーン・コネリーを皮切りにジョージ・レー … 続きを読む 『007 スペクター』は、ジェームズ・ボンドの過去に分け入った、スリリングな傑作!

『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』は超スケールの少女の成長物語、感動の完結編!

   全世界でセンセーショナルな人気を誇る、『ハンガー・ゲーム』シリーズの完結編がついに公開される。 全3章、4作品からなるシリーズはこれまでの各作品とも驚異的なヒットを飾り、全世界同時公開となる本作も完結編と … 続きを読む 『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』は超スケールの少女の成長物語、感動の完結編!

『Re:LIFE~リライフ~』はヒュー・グラントの個性を活かした、沁みる再生コメディ!

  『フォー・ウェディング』や『ノッティングヒルの恋人』、『ラブ・アクチュアリー』などのヒット作を誇るヒュー・グラントは、ロマンチック・コメディに欠くことのできない存在として知られている。演じるのは、多くが優柔 … 続きを読む 『Re:LIFE~リライフ~』はヒュー・グラントの個性を活かした、沁みる再生コメディ!