『インクレディブル・ファミリー』は痛快この上ない、ピクサー製一家団結アドベンチャー!

 ピクサー・スタジオが製作するCGアニメーションは常にユニークなキャラクターとアイデアに満ちたストーリーを誇っている。他のスタジオのアニメーション作品と一線を画すべく、アイデアと技術を結集させているのは老舗の意地。アニメ … 続きを読む 『インクレディブル・ファミリー』は痛快この上ない、ピクサー製一家団結アドベンチャー!

『ウインド・リバー』はアメリカの恥部を抉った、緊迫感に満ちた傑作クライム・サスペンス!

 第70回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」の監督賞に輝いた作品だ。  脚本・監督のテイラー・シェリダンは俳優から脚本家に転進。本作が監督としての2作目である。俳優としてはテレビシリーズが中心で、それほど際立った存在とはい … 続きを読む 『ウインド・リバー』はアメリカの恥部を抉った、緊迫感に満ちた傑作クライム・サスペンス!

『未来のミライ』は細田守が挑む、家族についての野心的なファンタジー・アニメーション。

 ヴィヴィッドな『時をかける少女』で幅広く認知されて以来、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』と、細田守が送り出す作品は常に高い評価を受けてきた。『時をかける少女』は原作があるが、それ以降の作 … 続きを読む 『未来のミライ』は細田守が挑む、家族についての野心的なファンタジー・アニメーション。

『ジュラシック・パーク 炎の王国』は恐竜が大挙して暴れまわる、王道エンターテインメント!

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』や『ランペイジ 巨獣大乱闘』をはじめとして、今年はエンターテインメントに徹した快作が目立つ。余分な理屈は語らず、ヴィジュアル・インパクト本位。ただひたすら面白さを追求する姿勢が … 続きを読む 『ジュラシック・パーク 炎の王国』は恐竜が大挙して暴れまわる、王道エンターテインメント!

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』は“性差をかけた戦い”の幕開けを描いた、傑作ヒューマン・コメディ。

『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演女優賞に輝いたエマ・ストーンが、『40歳の童貞男』でブレイクし近年は『フォックスキャッチャー』や『30年後の同窓会』などでシリアス演技も絶賛されるスティーヴ・カレルと競演した、事実をもと … 続きを読む 『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』は“性差をかけた戦い”の幕開けを描いた、傑作ヒューマン・コメディ。

『ワンダー 君は太陽』は本当の意味で絆とは何かを考えさせる、温もりに満ちたドラマ。

 全世界で800万部を超える売り上げを記録した、R・J・パラシオの処女小説の映画化である。日本でも「ワンダー」の邦題で翻訳されているこの小説は、遺伝子疾患をもって生まれてきた少年と家族の物語だ。 “ああ、難病をもった子供 … 続きを読む 『ワンダー 君は太陽』は本当の意味で絆とは何かを考えさせる、温もりに満ちたドラマ。

『30年後の同窓会』は過酷な体験をしたアメリカの男たちに捧げた、リチャード・リンクレーターの感動の人間ドラマ。

 考えてみれば、第2次大戦以降、アメリカが戦争に関与しなかった時期はなかったといえる。自由主義のリーダーよろしく、朝鮮、ベトナム、グレナダ、パナマ、湾岸戦争、ソマリア、ハイチ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ、アフガニス … 続きを読む 『30年後の同窓会』は過酷な体験をしたアメリカの男たちに捧げた、リチャード・リンクレーターの感動の人間ドラマ。

『万引き家族』はカンヌ国際映画祭大賞に輝いた、是枝裕和監督の集大成とでもいうべき家族についてのドラマ。

 本作が第71回カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いたことで、認知度が一気に高まり、公開劇場館数が大幅に増えることになった。まことに喜ばしい限りだ。日本映画のパルム・ドール受賞は今村昌平監督の『うなぎ』以来、27年ぶりの … 続きを読む 『万引き家族』はカンヌ国際映画祭大賞に輝いた、是枝裕和監督の集大成とでもいうべき家族についてのドラマ。

『ゲティ家の身代金』は実際の事件をもとにした、スリリングで濃密な葛藤のドラマ。

 スキャンダラスな実際の事件の顛末を、『エイリアン』から『オデッセイ』に至る多彩な作品群で知られるストーリーテラー、リドリー・スコットが手がけるというだけで食指が伸びる。  実際の事件というのは1973年に起きたジョン・ … 続きを読む 『ゲティ家の身代金』は実際の事件をもとにした、スリリングで濃密な葛藤のドラマ。

『犬ヶ島』はウェス・アンダーソンのセンスが光る、日本舞台にしたストップモーション・アニメーション

 ウェス・アンダーソンといえば、決して作品数は多くないが、アメリカ映画界きっての特異な才能を誇る監督だ。  1996年の『アンソニーのハッピー・モーテル』(劇場未公開)で監督デビューし、『天才マックスの世界』(1998年 … 続きを読む 『犬ヶ島』はウェス・アンダーソンのセンスが光る、日本舞台にしたストップモーション・アニメーション

by Takaki Inada