「新作紹介」カテゴリーアーカイブ

『シャザム!』は明るく楽しいスーパーヒーローが弾けるアクション・アドヴェンチャー!

 コミックから生まれたスーパーヒーローも昨今のように数が増えると、製作側は差別化が必須となる。アメリカでは二大コミック会社、マーベルとDCコミックがしのぎを削ってスーパーヒーロー作品を量産している。コミックでの認知度は高 … 続きを読む 『シャザム!』は明るく楽しいスーパーヒーローが弾けるアクション・アドヴェンチャー!

『キングダム』は中国にロケーションを敢行した、アクション満載の歴史エンターテインメント!

 現在の日本映画界ではコミックを原作にした映画作品はもはや珍しくない。ヒットしたコミックは軒並み映画化される状況。当然、コミック原作作品を得意にする映画監督も出てくる。コミックのイメージを突きつめ、臨場感に溢れた動きの映 … 続きを読む 『キングダム』は中国にロケーションを敢行した、アクション満載の歴史エンターテインメント!

『ハンターキラー 潜航せよ』はひさしぶりに潜水艦映画の醍醐味が堪能できる快作!

 潜水艦は海中にじっと潜み、敵の出方をじっと伺い、時に鋭い牙をむく。だが水中から攻撃できる特性ゆえに、潜水艦は逆にそれが弱点ともなりうる。敵に気取られぬように、息の詰まるような狭い艦内で音を立てずに耐える、乗組員にかかる … 続きを読む 『ハンターキラー 潜航せよ』はひさしぶりに潜水艦映画の醍醐味が堪能できる快作!

『バイス』はディック・チェイニーのアメリカ副大統領時に至る軌跡を辛辣に暴き出したブラック・コメディ!

 2015年にアカデミー賞の作品、助演男優、監督、脚色、編集にノミネートされた『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ、待望の新作である。  同作品では脚色賞に輝き、演出のみならず脚本家としての才能も認めら … 続きを読む 『バイス』はディック・チェイニーのアメリカ副大統領時に至る軌跡を辛辣に暴き出したブラック・コメディ!

『ブラック・クランズマン』はスパイク・リーらしさが前面に押し出された痛快エンターテインメント!

 第91回アカデミー賞で作品、助演男優、監督、脚色、作曲、編集の6部門にノミネートされ、脚本賞に輝いた作品である。脚本と監督を務めたスパイク・リーの個性に貫かれた仕上がりとなっている。  アメリカ・コロラド州コロラドスプ … 続きを読む 『ブラック・クランズマン』はスパイク・リーらしさが前面に押し出された痛快エンターテインメント!

『キャプテン・マーベル』はマーベル・コミック映画のなかでも群を抜いて面白いアクション・アドヴェンチャー!

 2008年の『アイアンマン』を皮切りに、『マイティ・ソー』(2011)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)、さらに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)、『アントマン』(20 … 続きを読む 『キャプテン・マーベル』はマーベル・コミック映画のなかでも群を抜いて面白いアクション・アドヴェンチャー!

『スパイダーマン:スパイダーバース』は第91回アカデミー長編アニメーション賞に輝いたアクション・アドヴェンチャー!

 第76回ゴールデン・グローブのアニメーション作品賞から第46回アニー賞長編アニメーション賞、さらには第91回アカデミー長編アニメーション賞に輝いた傑作の登場である。  ここまで映画賞を総なめにした理由は、アメリカン・コ … 続きを読む 『スパイダーマン:スパイダーバース』は第91回アカデミー長編アニメーション賞に輝いたアクション・アドヴェンチャー!

『運び屋』はクリント・イーストウッドが老いの境地を綴った、みごとな仕上がりの監督・主演最新作!

 クリント・イーストウッドは、アカデミー作品賞にノミネートされること5回(2度受賞)、同監督賞にノミネートされること4回(2度受賞)、同主演男優賞にノミネートされること2回。さらに1994年には長年優れた作品を製作し続け … 続きを読む 『運び屋』はクリント・イーストウッドが老いの境地を綴った、みごとな仕上がりの監督・主演最新作!

『グリーンブック』は個性の異なる男たちが旅で雄友情を育む、アカデミー期待、王道のロードムーヴィー!

 2月24日(日本時間25日朝)に発表されるアカデミー賞では作品賞、主演男優、助演男優脚本、編集の5部門にノミネートされ、それに先立つゴールデン・グローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)と助演男優賞、脚本賞に輝 … 続きを読む 『グリーンブック』は個性の異なる男たちが旅で雄友情を育む、アカデミー期待、王道のロードムーヴィー!

『女王陛下のお気に入り』は女王とふたりの野心家女性をめぐる、豪華絢爛にして辛辣なダークコメディ。

 ギリシャ・アテネ出身のヨルゴス・ランティモスは現在、映画ファンからもっとも注目されている映画監督だ。  長編映画デビュー作『Kinetta』がベルリン国際映画祭で絶賛され(日本未公開)、続く『籠の中の乙女』はカンヌ国際 … 続きを読む 『女王陛下のお気に入り』は女王とふたりの野心家女性をめぐる、豪華絢爛にして辛辣なダークコメディ。