「ドキュメンタリー」カテゴリーアーカイブ

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』はフレデリック・ワイズマンの素敵なドキュメンタリー。

 1930年生まれというから、現在、89歳。この年齢になっても、衰えぬ制作意欲で作品をコンスタントに送り出すアメリカ映画界の匠は、ふたりいる。クリント・イーストウッドとフレデリック・ワイズマンだ。ともにフィクションとドキ … 続きを読む 『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』はフレデリック・ワイズマンの素敵なドキュメンタリー。

『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』は1960年代の熱気を実感できる素敵なドキュメンタリー!

 考えてみると、1960年代は世界各国で若者が突出した時代だった。  1950年代後半より、おとなたちが仕切っていた体制、社会が綻び、若者が反逆できる隙間が生まれた。アメリカではエルヴィス・プレスリーやジェームズ・ディー … 続きを読む 『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』は1960年代の熱気を実感できる素敵なドキュメンタリー!

『華氏119』はひさしぶりにマイケル・ムーア節が炸裂した、アメリカ政治ぶった斬りドキュメンタリー!

『ロジャー&ミー』では故郷のミシガン州フリントを不況に陥れたGMの会長ロジャー・スミスに噛みつき、『ザ・ビッグ・ワン』は労働者を消耗品化する企業に取材してアメリカ資本主義の本質を暴いてみせる。 『ボウリング・フォー・コロ … 続きを読む 『華氏119』はひさしぶりにマイケル・ムーア節が炸裂した、アメリカ政治ぶった斬りドキュメンタリー!

『苦い銭』は、中国の匠ワンビン(王兵)が経済至上主義社会の一側面を描いた、傑作ドキュメンタリー!

  2016年ヴェネチア国際映画祭で脚本賞とヒューマンライツ賞に輝いた、ワンビン(王兵)作品である。これだけで無条件に食指が伸びる。 ワンビンという名は鮮烈に記憶に刻まれている。最初にこの監督の名前を目にしたの … 続きを読む 『苦い銭』は、中国の匠ワンビン(王兵)が経済至上主義社会の一側面を描いた、傑作ドキュメンタリー!

『ディオールと私』は老舗ファッション・ブランドの内側をヴィヴィッドに描いたドキュメンタリー快作!

   近年、ドキュメンタリー映画が数多く公開されるようになって、描き出される世界も多岐に及んできた。 とりわけ、ファッションを題材にした作品は、華やかなイメージが幸いして、劇場公開される機会も増えている。ファッ … 続きを読む 『ディオールと私』は老舗ファッション・ブランドの内側をヴィヴィッドに描いたドキュメンタリー快作!

『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』は、フレデリック・ワイズマンの個性が映像に焼きついた、素敵なドキュメンタリー。

   昨年は『アクト・オブ・キリング』や『消えた画 クメール・ルージュの真実』、『リヴァイアサン』をはじめ、個性に溢れたドキュメンタリー作品がいくつも一般公開され、多くの注目を集めた。一般劇場で公開されることで … 続きを読む 『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』は、フレデリック・ワイズマンの個性が映像に焼きついた、素敵なドキュメンタリー。

『リヴァイアサン』は“体感する”という形容がふさわしい、ヴィジュアル・インパクトに富んだドキュメンタリー注目作!

   近年、ドキュメンタリー映画が一般劇場で公開されるケースが増えてきた。多様化を続けるドキュメンタリー映画の奥行きの深さを、多くの人が実感できる機会が増えてきたのはまことに喜ばしい限りだが、とりわけ本作品はユ … 続きを読む 『リヴァイアサン』は“体感する”という形容がふさわしい、ヴィジュアル・インパクトに富んだドキュメンタリー注目作!

『黄金のメロディ マッスル・ショールズ』は、伝説のレコーディング・スタジオに焦点を当てた素敵な音楽ドキュメンタリー!

   2012年の『シュガーマン 奇跡に愛された男』、2013年の『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』と、アカデミー長編ドキュメンタリー部門は2年連続で音楽を扱ったドキュメンタリーに賞を与えている。アメリカ … 続きを読む 『黄金のメロディ マッスル・ショールズ』は、伝説のレコーディング・スタジオに焦点を当てた素敵な音楽ドキュメンタリー!

『消えた画 クメール・ルージュの真実』は、監督リティ・パニュが自らの記憶をユニークなかたちで再現した、繊細な傑作!

   日本ではそれほど広く知られているわけではないが、リティ・パニュは間違いなくカンボジアを代表する映画監督である。 パリの高等映画学院(IDHEC)で学んだこともあって、まずヨーロッパで才能を認められ、199 … 続きを読む 『消えた画 クメール・ルージュの真実』は、監督リティ・パニュが自らの記憶をユニークなかたちで再現した、繊細な傑作!